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情弱ミルキアンによる至って平凡な日常の記録

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【映画】劇場版アイカツ!感想、考察【ネタバレあり】

どうも、アイカツの劇場版が上映開始されたので行ってきました。
この記事はアイカツ劇場版に関するネタバレが多分に含まれていますので、これから観ようと思っている方は戻ってください。

僕がアイカツのアニメを見始めたのは今年のことなんで、正直最初からずっと見てきたよって人からするとにわかもいいとこですが、子供から大人まで楽しめる良い作品だと思っています。
TVシリーズは最新話まで観ているので、そのうえでの自分なりの感想と考察をまとめようと思います。


劇場版の立ち位置は1stシーズン+2ndシーズン(1話~101話)の集大成といった感じですね。テーマは一言で言うなら「継承」でしょうか。

■ストーリー、メインキャラクター
舞台はいちごが主役のライブ「大スター宮いちごまつり」です。劇場版の主人公はやはりいちご、次いで美月とあかりですかね。ここではこの3人に焦点を当てて見ていきます。

いちごは、1位の美月に次ぐアイカツランキング2位の人気アイドルです。TVシリーズでは2wingSとして一度美月を破ってはいますが、それだけで覆る差ではなかったのでしょう。しかし、この劇場版でついにいちごが1位になります。劇場版ではいちごがトップに立つまでの物語を通して心の成長が描かれていたと思います。

美月がアイドルを辞めると伝えた瞬間のいちごの反応はとても印象的でした。今まで見せたことがないくらいのモジモジした様子で「どうしてですか」と尋ねるさまはまるでいじけた子供のようでした。美月の心境の変化に心配と戸惑いの色を隠せなかったのでしょう。今までもこういう宣言はあったような気はしますが。また、美月はいちごにとってアイドルとしての道標でした。美月がアイドルでなくなってしまうことで、その道標を失ってしまう不安もあったのだと思います。

ここで支えになったのはやはり親友であるあおいと蘭ですね。いちごは2人の助言を受け、今できることは最高のステージを観てもらうことだ、と決意します。その後いちごは初めて、自分が歌う楽曲の歌詞として自分の想いを込めました。その想いとは、アイドル星宮いちごを誕生させ導いてくれた美月に対する感謝、そしてその美月を慕う気持ちなのだと思います。

元々、いちごまつりのテーマは「素敵な明日を迎えられるようなステージ」で、新曲もそのテーマに則ったものになる予定でした。しかし、美月がアイドルを辞めると知ったいちごはきっと、美月がアイドルを辞める前に、自分をアイドルにしてくれた美月への感謝の気持ちを伝えたかったのだと思います。

その想いは美月に届いて、アイドルを辞めるつもりだった美月を引き止めるに至りました。想いを歌に込めるというアイドルらしい方法だったのも、非常に良かったんじゃないかなと思います。そしてライブ終了後に、いちごはアイカツランキングのトップに立ちます。

この劇場版でいちごは、美月へのを想いを唄った歌を通して、美月の背中を追いかけてきたこれまでの自分に区切りをつけたのだと思います。もっとも、これからもいちごの憧れが美月であることに変わりはないとは思いますが。ライブ後の美月、あかりとの会話で、これからトップアイドルとして引っ張っていく覚悟も見てとれましたし、全編通して、いちごのアイドルとしての心の成長が描かれていてとても良かったです。

次に美月に関してですが、そもそも美月にいい印象を持っていないという人は多いのではないでしょうか。美月はトライスター結成あたりから奇行で株を下げまくっていた印象があります。マスカレードを超えるためという大義名分はありましたが、劇中で誰も苦言を呈さないのが不自然なレベルの身勝手ぶりでした。正直脚本の犠牲だと思います。ストーリーを動かすのにうってつけのキャラではあったと思いますが、人間性が伴ってないとセリフの説得力なんてあったもんじゃないと思うんですよね。しかし劇中で言及されていない以上、視聴者がヘイトを溜めている部分は美月の本質ではないと思いますし、そこは目を瞑ってねということなんだと僕は思います。

そういった部分を加味しても魅力的な作品であることに変わりないとは思いますが、劇場版は、そういった感情は一旦棚に上げて観てみるのがいいんじゃないかな、と思いました。いちごの憧れである絶対的でストイックなトップアイドル神崎美月が映画では上手く描かれていたと思います。

印象に残ったシーンのひとつに、美月があかりを誘ってアンコールのステージへと向かうシーンがありました。美月は以前、自身のライブでいちごと共演し、いちごに大きな影響を与えています。美月はきっとあかりにもその経験をさせたかったのだと思いますし、マスカレードの2人にもその意図は伝わりました。美月ライブ+いちご↔いちごライブ+あかりという対比ですね。

また、美月の「譲るんじゃない、奪ってほしいの」というセリフは誰もが印象に残ったフレーズだったのではないかなと思います。これまで美月はいちごに対して発破をかけることはあったものの、ここまでストレートに言ったことはありませんでした。元々美月は心の内を見せないキャラだという印象を持っていましたが、劇場版を通してトップアイドルという存在へのこだわりを知ることが出来ましたし、だからこそ生じる苦悩も吐露してくれました。それもこれもトップアイドルの座を譲ってもいいと思えるアイドルが現れたからだと思います。
この映画ではバトンが2つ繋がれますが、そのうちの1つがこのトップアイドルのバトンだと思います。クリスタルマイクのような象徴的なものはありませんが、しっかりといちごに繋がったと確信できるでしょう。美月がとてもカッコよくて、この映画を象徴するようなシーンだったと思います。

最後にあかりです。あかり、スミレ、ひなきの並びが馴染んできた頃ではありますが、この映画ではあかり以外の2人は一瞬しか出てきません。この映画はあくまで1stシーズン+2ndシーズンの集大成なんですね。あかりは言うなれば次世代の代表としての歴史の見届け人でしょうか。もっとも、見届け人というには役割が重要すぎますが。

あかりは自分がいちごに抱いている感情が、いちごが美月に抱いているそれと同じであることを知っています。だからこそ、いちごの気持ちも分かるのでしょう。美月を探しに行く場面は、自分に出来ることがないかと半ば躍起になっているようにも映りましたが、頭で考えるよりも先に体が動くあたり、あかりらしさが表れていていいなと思いました。美月自体も割と根性論っぽい一面があるので、美月を会場に連れてくるこの役目はあかりにしか務まらなかったのではないかと思います。

美月の項でも述べましたが、アンコールでは美月に誘われてステージに立ちます。美月がアイドルとして認めた、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、その素質を認めたことの証明なのかなと思います。劇中ではあかりはとても重要な役割を担っていましたし、ステージに立つこと自体に違和感はありませんでした。

このライブで美月&いちごの時代に区切りがついて、いちご&あかりの時代へと移っていくわけですね。いちごがあかりにクリスタルマイクを渡すシーンがありましたが、これがもう1つのバトンですね。いつかあかりがこのマイクを握って同じステージの、次は真ん中に立つ日が来て欲しいと思います。ちなみに自分で見つけたわけではないんですが、現在のアニメOPにも実はこのクリスタルマイクが描かれているので探してみると良いと思います。

全体として、いちごまつりというライブイベントを軸としてとても綺麗にまとまったストーリーで、TVシリーズを観ている人にとっては非常に満足な出来だったのではないかと思います。


■サブキャラクター
ここでは上で挙げた3人以外を指すこととします。全部書くとキリがないので細かい部分はカツアイします。スターライトのみんなに関してはさすがの安定感といったところですかね。みんなが自身の時間を削っていちごのライブを成功させようと協力してくれて、いい友達を持ったなぁと改めて実感させてくれました。
中でもやっぱりあおいと蘭は親友らしく一番近いところからいちごを支えていて非常に良かったですね。ライブが終わった後に楽屋に戻ってきたいちごが、最初にあおいと蘭に抱きついたシーンは非常に印象的でした。

ドリアカのメンバーは忘れかけていた頃に登場しましたが、学校の違いや尺の都合上仕方ないんですかね。とはいえそれぞれキャラに合った見せ場を上手く組み込んであって良かったと思います。

その他に印象に残っているのはセナツバですかね。アンコールに向かうあかりに新しいドレスを渡すシーンはアイカツ史上最もカッコいいカードの渡し方だったと思います。あのシーンだけ少女漫画とかそういう世界のものでしたね。アイカツは基本的には女の子のスポ根ものなので公式でくっつかせることは無い気がしますが。


■楽曲、ステージ
控えめに言って最高でした。まず、花音に自分たちを知ってもらうというシーンで流れた『オリジナルスター☆彡』はアイカツシステムを使わずに制服で踊るんですが、それがとても新鮮で良かったですね。僕は『オリジナルスター☆彡』の曲とダンスがすごく好きでステージの動画をやたら見ていたので、劇場版のCMを見た時点で『オリジナルスター☆彡』だということは分かりました。それとこのシーン、背景は普通のアニメに使われている背景でキャラクターだけがCGなんですよね。実際に劇場で観てみると結構自然に出来上がってて、本編でもたまにこういうのを見たいなと思いました。

本番のステージもとても良かったです。曲は『アイドル活動! (Ver. Rock)』→『ダイヤモンドハッピー』→『ハッピィクレッシェンド』→『フレンド』→新曲の『輝きのエチュード』→アンコールで『Let's アイカツ』だったと記憶しています。
特筆すべきはやっぱり『輝きのエチュード』ですかね。恋愛の歌が得意だという花音に最初頼んだときに「私の得意分野ではないんだけれど」みたいなことを言っていて、そこに引っかかりを感じていたんですがキッチリ回収してくれました。作詞のこだまさおりさんは花音の歌パートの担当もされていたようで、そっちの音源はprototypeとしてサントラの方に入ってるみたいですね、買うか借りるかします()僕はミルキィホームズも好きなんですが、こだまさんはミルキィの楽曲の詩も結構書かれててそっちでもかなり好きな楽曲が多いですね。
劇場版用、それも女児向けのアニメの新曲がこういうバラード調の曲って結構チャレンジングだと思うんですよね。それをきっちりやりきって評価されているのはもちろん曲自体の良さもありますが、ここまでのストーリーの積み重ねの賜物だなと感じました。

EDはドット絵&歴代EDメドレーでしたね。良かったんですが、いやこれ繋げるの無理やろとか思いながら聴いてました。
とはいえあの劇場版のEDとして聴く『Precious』はこみ上げてくるものがありました。個人的には雫が落ちてくるようなオーラが綺麗で好きだったのであれをドット絵で再現されているのが非常に印象的でしたね。

以上、ここまで読んだくださった方はお疲れ様です。
長々と書きましたが、個人的な感想としてはこんな感じですかね。
自分のなかである程度反芻出来たので、時間があればもう一度観に行ってみようかなと思っています。

おわり



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2014/12/20(土) 05:49:52|
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